台風が近づいてきました。
すると不思議なことに、畑や庭、林の中ではキノコが次々と顔を出します。
「台風とキノコに何か関係があるのだろうか?」
そう思って調べてみると、キノコの成長には台風がもたらす環境の変化が大きく関係しているようです。
キノコが好むのは高温多湿の環境
キノコは植物ではなく菌類です。
普段は土の中や枯れ木の中で菌糸として広がっていますが、胞子を飛ばして仲間を増やす時期になると、私たちが見慣れた「キノコ」の姿になります。
そのためには十分な水分が必要です。
台風が近づくと、
- 空気中の湿度が高くなる
- 雨によって地面が潤う
- 気温が比較的高く保たれる
といった条件がそろい、キノコにとって絶好の成長環境となります。
気圧も影響している?
台風の接近とともに気圧は下がります。
一部の研究では、キノコや菌類が気圧の変化を感知している可能性も指摘されていますが、詳しい仕組みはまだ解明されていません。
現在は、気圧そのものよりも湿度や水分量の増加がキノコの発生を促す主な要因と考えられています。
自然は台風を先に知っている?
台風前になると、キノコだけでなく昆虫や動物の行動にも変化が見られることがあります。
私たちが天気予報を見る前から、生き物たちは環境のわずかな変化を感じ取っているのかもしれません。
台風接近で少し憂鬱な気分になりますが、足元に目を向けると、キノコたちが元気に顔を出している姿を見つけられるかもしれませんね。
当園でも台風前になると足太あわび茸が一気に増えることがあります。
自然の変化を観察していると、季節や天候とのつながりを感じられて面白いですね(*^-^*)






